金的、尿路など
1、金的へのダメージ(キック)
2、プロレスでの金的のダメージ
3、金的の安全について

1、金的へのダメージについて
 

 僕は現在あるジムに通うキックボクサーでやっとライセンスが取れ試合に出始めました。
 所が試合に出る度金的蹴りをもらいリング上で悶絶しています。練習中もよく急所を蹴られます。特に爪先でえぐられるような蹴りや、下から突き上げるような膝蹴りが入った時など目の前はまっ白、時には吐き気ももよおします。練習の時は強化プラスチック製のサポーターを、練習の時は真鋳製の金的カップをつけます。試合本番中はレフリーが腰を叩くかジャンプするくらいで痛みを堪えらがら試合してます。ひどい時はコーナーでセコンドに下腹部 金的のチョット上をマッサージしてもらったり練習中などはセコンドや周りの人間が直接玉を袋に引き降ろす事もします。
 こんな応急処置とも言えない処置でイイのでしょうか場所が場所だけに最近心配です。将来、男性機能不能になったりしないでしょうか。なんか下品な質問で申し訳ないのですが、誰にも相談できず悩んでいました。偶然にもインターネットでこちらのページに出会えたのでご相談させてください。

話を聞いているだけでも痛みが走ります。
金的攻撃を食らった場合は腫れ、変色、変形の有無を確認してください。そして直ちに冷やす(20分以上)必要があります。膝を曲げて胸に引き寄せるようにしてください。
そして必ず泌尿器科を受診することです。血尿や混濁尿を尿検査にてチェックしてもらってください。性機能不全も深刻な問題ですから恥ずかしがらずに聞いてみてください。
練習と本番でサポーターを統一した上で、体にあったものを選びましょう。私も練習の時から必ず金的サポーターをつけるようにしています。先輩に、片方を摘出された方がいらっしゃったので、その話を聞いて以来気をつけています。
協会や団体は、試合の続行を優先しがちです。性機能不全に陥っても多分だれも責任を取ってくれないのが現状だと思います。しっかりした予防と専門医の受診、立ち方や姿勢のチェック等をおすすめ致します。

2、プロレスでの金的のダメージ 投稿者:宮脇
こんばんは、宮脇と言います。26歳です。私はアマチュアのプロレスを高校からしています。長年やっているせいか股間に相手の技、攻撃が入ることが多いです。最近は、はれて痛みも酷くなってきました。柔軟をするのも辛いです。トイレでも痛みが残ります。どういう風にケアすればいいですか?としもとしなので不安になります。教えて下さい。


金的への攻撃を受けているということでよろしいでしょうか。
腫れがある、痛みが増している、排尿時痛がある、ということで何らかの尿路系の異常が出ていると考えた方がいいと思います。
ケア以前に、泌尿器科を受診されて診断をつけてもらうのが一番です。
尿路損傷、精巣の損傷といったものがあるかどうか、なければサポーターを着用した上でのプロレスもありかと思いますが、損傷があるとすれば一度しっかり治療した方が(場所が場所だけに)よいと思います。


3、金的の安全について

お聞きしたいのですが金的ガードのオーダーメイドをやっているようなところはご存知ないでしょうか?手首よりも金的のことが一番心配なんです・・・実は私は非常に言い難いのですが金玉が一つしかありません。生まれつき無かったようです。中学の時ぐらいに親から聞きました。私は将来、結婚もしたいと思っていますし、もちろん子供もほしいです。ですが安全のためにと武道家を目指しているのに、それを諦めることは絶対にできないので、どうすればいいか悩んでいます。ムエタイもやっていますのでプロの試合にも近い将来出たいと思っています。またK−1などの試合を見ていましても金的を蹴られて悶絶している選手の人達を見ていると恐怖心を覚えます。私は金的をスパーなどで蹴られたことはありませんが、自転車で立ちこぎをしている時に片足を踏み外し金的を強打したことが中学の時にあり(もちろんサポーターなどは何もつけていません。)倒れたまま動けなくなった辛い過去があるので、余計に神経質になってしまうんです。また先ほど言いましたとおり金玉が一つしかないので、もしものことがあったらどうしよう・・・と真剣に悩んでいます・・・どういった対処などをすればいいのでしょうか?いろいろとご指導して頂ければありがたいです。すいませんがよろしくお願いします。

試合で思いっきり金的を蹴られて、片方の睾丸を摘出された選手を知っています。

格闘技はどんなに注意しても、金的蹴りを受けてしまうリスクが伴うことは理解しておかなければならないでしょう。

リスクを覚悟した上で、とりあえずやれることを考えましょう。
まず金的カップのオーダーメードは大手の格闘技ショップでやっているようです。もし、それでも追いつかない場合は、衝撃吸収材(ランニングシューズのそこに使用されている素材です。)でカップの内側を覆うとより安心でしょう。
そして普段の練習の意識です。
格闘技をやっている人の中で、常に金的への攻撃を意識して練習している人は実はきわめて少ないでしょう。基本的には金的攻撃は禁止ですから、「金的は攻撃されないもの」としてとらえているのが現状です。(もちろん私自身も金的を蹴られたらどうしようという意識はしていません。)
しかし、あなたの場合は、金的への攻撃が命取りになるわけですから、よりディフェンスを動きや、股を開かない形での蹴りやパンチが身につく可能性があるわけです。
本来の実践を意識した動きをするということは、決してマイナスではないと思うのですがいかがでしょうか?

「金的を蹴られるかもしれない」
そういうプレッシャーの中で身についた動きや感覚は、そうでない人のそれよりレベルの高いものであるはずです。
身体の特徴を、いいほうに捉え、あなた自信の強さを追求してほしいと願っております!

すいませんもうひとつ付けたしなのですが、「片方の睾丸を摘出された人を知っている」とおっしゃっておられましたが、私の場合は前述しましたとおり一つしかないのですが、普通の人なら一つ無くなってしまっても、もう一つあるので大丈夫ですが、もしもですが私が睾丸を摘出しなければならなくなってしまった場合、摘出した場合はどうなってしまうんでしょうか?

そうなってしまうと、性機能不全となってしまう可能性が高いと思われます。

くれぐれも気をつけてください。