格闘技医学講義 IN 臨床福祉専門学校

Dr.F@臨床福祉専門学校 2006.2.3、2.17

2006.2.3および2.17の二日間にわたり、臨床福祉専門学校において、リハビリテーション概論特別講義として「格闘技医学講座」が行われました。
K−1MAXJAPANトーナメントの前日にあたる一日目の2.3は前半「格闘技におけるリハビリテーション」を中心に90分間の講義。理学療法士を目指す学生さんおよそ80名に
格闘技における医学の重要性をお話しました。後半は体育館での実技。実際に身体を動かして格闘技の動きやトレーニング、パンチドランカー予防プログラムなどを実際にやっていただき強くなる楽しさを体験していただきました。

二日目の2.17の前半は、グループディスカッションを行いました。格闘家の身体的な悩みや怪我・障害などの実例に対し、理学療法士としてどのような手助けをすればいいのか、というテーマを学生さんたちに討論していただきました。
まだ現場に出ていない学生さんならではの、柔軟かつ斬新な発想やアイディアに、現場のスポーツドクターである私の方が「なるほど!」と納得してしまうような場面もあり、未来を見つめた若者達にいい刺激をいただきました。
前半が終了後、約10分間の休憩。休憩がおわり後半のスタート前に講義室が真っ暗に。正面の大きなモニターにあるキックボクサーの試合映像が流れます。KO、KO、KOの連続、衝撃の映像に学生さんたちが驚いているそのときに、K−1MAXファイナリスト、新田明臣選手がテーマ曲にあわせて突然入場。「えっ?」室内があっけにとられている空気の中、新田選手withDr.Fのトークライブおよび質疑応答がスタート!!途中、自衛隊経験者の学生さんからの挑戦も受けてたち、「ありえない」格闘技医学講義が実現しました!
臨床福祉専門学校の神田先生、塩田先生、与那嶺先生、森田さん・小田嶋さんはじめ学生のみなさん、そして新田選手、素敵な時間をありがとうございました!  格闘クリニック代表  格闘技スポーツドクター 二重作 拓也


2006.2.3 格闘技におけるリハビリテーション 総論および実技(写真は実技のみ) 

2006.2.17 格闘技医学ディスカッションおよび現役格闘家との質疑応答&新田祭り

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